お酒は飲めない代わりに息をのんで相撲に集中すると…

公開日: 更新日:

 鶴竜は引退、白鵬は休場で横綱のいない5月場所に行ってきた。44回も優勝してこんなに強い横綱はいないと思った白鵬でもケガや古傷に悩まされて戦えない。朝青龍も強かった。他の力士が壊されてしまうかと心配になるほどの破壊力だったが幕引きはあっけなかった。古くは北の湖、千代の富士もめちゃくちゃ強くてカッコよかった。旬というのか終わる時は寂しいがその時代を引っ張ったヒーローたちだ。

 今回厳重な感染予防対策の中、各部屋もいろいろ苦労しながらも大関以下幕内力士も優勝のチャンス大でがんばっている。中でも照ノ富士のキレが良い。立ち合いの迫力はもの凄く、頭が割れた? 肩が折れた?と思うような衝突音で、観客もマスクをしたまま思わず「うっ!」と声が漏れるほどだ。御嶽海は以前焼き肉を食べに行った時、私の分も焼いてくれてとても親切で好きになった。小さな翔猿も気さくでファンになった。大好きな釣り場の石川県七尾出身の輝はあの輪島の親戚。穴水出身の遠藤も応援している。愛嬌のある高安やいつ見ても他人とは思えない顔の千代丸も好きだ。生で見ると半端ないデカさで圧倒される。みんな今こそがんばって欲しい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋