比嘉愛未が代役「推しの王子様」パッとせず…深田恭子の人気が根強い裏返し?

公開日: 更新日:

 医療、刑事ドラマが好調な中、世帯視聴率で苦戦しているのが恋愛モノ。今期GP帯では「彼女はキレイだった」(カンテレ制作・フジテレビ系=火曜夜9時)、「プロミス・シンデレラ」(TBS系=火曜夜10時)、「推しの王子様」(フジテレビ系=木曜夜10時)が“キュンキュン”を競っているが、世帯視聴率はどれも2ケタには遠い。

「フジの火9枠と木10枠は苦戦続きで、平均6~7%台は珍しくない。ですが“○○キュン”路線でヒット作も多いTBSの火10枠も、今のところ7%台。東京五輪の影響もあるとはいえ、今期のラブコメは数字的には厳しい状況です」(テレビ誌ライター)

 そんな今期のラブコメ3作の中で、「一番気になっているのが『推しの王子様』の動向」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう続ける。

「『彼女は――』は韓流ドラマのリメーク、『プロミス――』は漫画原作です。一方、比嘉愛未さん主演の『推し―――』は、当初主演予定で病気降板した“深田恭子さんありき”のオリジナル脚本。設定が女性向け恋愛シミュレーションゲームをヒットさせた女社長がリアルなイケメン男子を育成するという、もう最初からシルバー世代は無視していますから、世帯視聴率は相手にしていない姿勢が強く感じられます。その中で見てほしい世代にどう刺さるのか、代役の比嘉さんはどう受け止められているのか、反響を注視したい」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み