ものまね芸人ジョニー志村「リアルなタモリ」は事務所との二人三脚でつかんだ汗と涙の結晶

公開日: 更新日:

 タモリのものまねを始めたのは30歳の頃。しかし、この時はサングラスだけを変え、浜田省吾舘ひろし松山千春といったタレントのものまねを披露していく“サングラスメドレー”というネタの中の一つだった。

■6年かけて「リアルなタモリ」を追及

 いまひとつ結果が出ず、ストレスで髪の毛が抜けてスキンヘッドにしていた時期もある。本格的にタモリのものまねを始めたのは6年前。事務所側から「タモリさんをブラッシュアップしていったほうがいい」とアドバイスをもらい、時間をかけて表情やしぐさ、口調を研究。年齢を重ね、少し髪の毛が戻ったことで、容姿も今のタモリに近づいた。

 テレビで初披露したのは、昨年12月の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ2022」(フジテレビ系)。番組スタッフや同業者の反応は上々だったが、世間一般で大きな話題になることはなかった。

 前述の「ズームイン!!サタデー」は、GW初日、志村単体での出演という条件も重なったのか、今度は視聴者から大きな反響が寄せられた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」