「ブギウギ」蒼井優の退場にSNSでは「大和さんロス」の声…激しい演技で痛めた腰を悪化させた女優魂

公開日: 更新日:

■出産で腰がダメになってしまって…

 昨年8月に、第1子となる女児を出産。その最初の復帰作となったわけだが、蒼井自身、20日放送のNHK総合『あさイチ』の中で、次のように語っている。

「出産で腰がダメになってしまっていて、お話いただいたときに『どうしよう』とは思ったんですけど、逆に動かせばまあ治るかなと思って色々悩んだ結果『やらせてください』って言ってしまった」

 しかし、いざ復帰して、何のケアもせずにダンスの激しいレッスンを始めてしまったためにさらに腰を悪化させてしまったという。つまり、それほど、役にのめり込んでしまうというわけだが、蒼井は、役作りも徹底している。

 07年に主演した映画『クワイエットルームにようこそ』では、摂食障害の役を演じ、役作りのために7キロの減量をし、160センチで36キロまで体重を落とした。周囲が心配する中、『役者なら当たり前にみんながやること』と言って驚愕させた。


「蒼井は、作品選びにも厳しく、“孤高の女優”と言われますが、蒼井に言わせれば、それも『役者なら出演作品にも責任を持つのは当たり前』ということなのでしょう。そう考えると、今回の役作りも、徹底してその当時の女性の仕草や語り口調も研究した結果、あのようなキャラが出来上がったのでしょう。気品があり、プロとしての厳しい日常。それでいて、一瞬だけ見せる可愛らしい一面など、古い昭和の映画ファンにはたまらない雰囲気を醸し出しています」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 果たして紅白歌合戦で大和礼子が演出したラインダンスは見れるのか?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々