榮倉奈々のアパレル副業は手堅いスタートも…賀来賢人との“夫婦共演”は販売面にどう影響?

公開日: 更新日:

ブランド6年目の井川遥は着実にファンを獲得

 ファストファッション全盛の今、事業継続だけでも困難なのは先輩女優たちの例からも明らかだ。そんな中でも、比較的うまくいっていると言われるのが、女優の井川遥(47)のブランド「loin.(ロワン)」だ。

「ここ最近、女優としても好調な井川はすでにブランドを始めて6年目ですが、着実に人気を集めていて、先日のポップアップストアも好評だったようです。夫でファッションデザイナーの松本与さんも協力されているとのことで、そのあたりのノウハウはほかの女優にはない強みではないでしょうか。タートルネックのセーターが2万75000円、ロングスカートが3万5200円と決して安くありませんが、シンプルなカジュアルウェアからモード調のものまで、長年ファッション誌で表紙を務めてきた井川のセンスが光るものが多く、人気なのもうなずけます」(女性週刊誌記者)

 アパレル事業をスタートさせたばかりの榮倉だが、こうした先輩たちの成否を考慮してか手堅い運営を心掛けていることが伝わってくる。

「自ら会社を設立し社長を務めているため、当然、榮倉さんご自身も出資していると思いますが、デザインやスタイリングは旧知のプロと協業しています。柴咲さん同様、環境に配慮したモノづくりを謳っていますが、基本は受注生産で一部をオンラインショップで扱っているとのことで、店舗展開はせず手堅く運営していくスタイルのようです。ただ、ブランドスタート時点で榮倉さんや賀来さんの夫婦がビジュアルに前面に出ていることで、どうしても夫婦のイメージがブランドイメージに投影されてしまうので、これが販売面にどう影響を及ぼすか懸念材料です。2人のファン以外にどれだけアピールできるかに、成否がかかっているのではないでしょうか」(前出・ファッション誌編集者)

 榮倉の「newnow」は井川の「loin.」とほぼ同じくらいの価格帯で決して安くない。ファンション業界に新規参入した榮倉は、洋服好きからの支持を得られるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」