赤楚衛二は次回作で「リベンジ」か…視聴率はキムタクの半分、迷走感漂うドラマの着地点は?

公開日: 更新日:

「木村さんは“手錠をかけられる”以外は、いちいちカッコよくて、これまで演じてきた役どころとさほど変わらない印象です。一方、赤楚さんは《こんなクズすぎる赤楚くん見たことない》なんて言われちゃうほど、これまでのイメージと違う。ヒロイン的ポジションの芳根京子さんの役柄も含めて《応援する気になれない主人公とヒロイン》という、従来のドラマのセオリーと真逆なことに挑戦している。だからこそ《このチャレンジは見届けねば》って思うんです」

 日曜劇場「アンチヒーロー」が《逆転パラドックスエンターテインメント》とうたいながら、次第に主人公の行動の意味が明かされていったのに対し、「リベンジ」はどこに着地しようとしているのか。そしてカタルシスは得られるのか。

「あれこれ“考察”して結末を予想する楽しみ方よりも、深く考えずに《こいつクズすぎる》とか《この人怖い》とか感じながら、《どうなっちゃうんだろう?》って翻弄されるほうが楽しいかも。錦戸さんが実は主役なんて見方もありますが、僕は、サブタイトルにある“欲望”の意味を第9話で語った天堂記念病院の会長役、笹野高史さんが実は主役と思って見ています」(前出の亀井徳明氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束