B'z「ダサい論争」を覆した圧巻パフォーマンス…紅白らしさで歴代ワースト視聴率を回避し貢献度大

公開日: 更新日:

 歴代ワーストの視聴率を免れることができたのが、2024年大晦日の「第75回NHK紅白歌合戦」。前回の第74回(23年)は平均世帯視聴率が第1部29.0%、第2部31.9%と、1989年に2部制となって以来、ワーストを記録。国民的番組の地位が揺らいだが、昨年は一部が同29.0%と変わらなかったものの、第2部は同32.7%と0.8%アップ(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。SNSでは〝紅白らしさ〟を指摘する声があがった。
 
 今回、中高年をターゲットにしたと言われ、南こうせつ(75)とイルカ(74)による「神田川」「なごり雪」のデュエットや、故・西田敏行さんの追悼企画で武田鉄矢(75)や松崎しげる(75)らによる「もしもピアノが弾けたなら」の歌唱などが好評だったが、なかでも見せ場を作ったのが、初出場の稲葉浩志(60)と松本孝弘(63)のB'zだ。

「第2部の0.8%アップに貢献したと言われるのが、これまで紅白出場が実現しなかったB'zでした。NHK連続テレビ小説『おむすび』の主題歌『イルミネーション』を歌い上げた後、サプライズでNHKホールに登場し、『LOVE PHANTOM』『ultra soul』といったヒット曲を披露し、会場のボルテージは一気に高まりました。マイクトラブルがありながらもB'zのパフォーマンスが紅白らしい華やかさを取り戻したと言えます」(スポーツ紙記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」