著者のコラム一覧
スージー鈴木音楽評論家

1966年、大阪府東大阪市生まれ。昭和歌謡から最新ヒット曲まで幅広いジャンルの楽曲を、社会的な視点からも読み解く。主な著者に「中森明菜の音楽1982-1991」「大人のブルーハーツ」「日本ポップス史 1966-2023」など。半自伝的小説「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」も話題に。日刊ゲンダイの好評連載をまとめた「沢田研二の音楽を聴く1980-1985」、最新刊「日本の新しい音楽1975~」は大好評。ラジオDJとしても活躍。

セ・リーグは半世紀遅れ…この年に起きた数々のパラダイムシフト

公開日: 更新日:

1975年のプロ野球

 今回はかなり特別編。1975年の音楽の横で、他のエンタメ界に何が起こっていたかを探るシリーズ。その皮切りとして今回は「1975年のプロ野球」について語ってみる。

 本連載で紹介している名曲が、こんな球界のBGMだったんだなぁ、などと思いを馳せながら書いてみたい。

 まずは12球団の紹介。セ・リーグは今とほとんど同じ球団構成。横浜DeNAが大洋だったことと、「ヤクルト」の頭に「東京」が付いていないこと。

 逆にパ・リーグは、チーム名が今と変わらないのは「日本ハムファイターズ」のみ(ただし東京本拠だったので、もちろん頭に「北海道」は付かない)。

 ロッテ球団は存在するものの、「マリーンズ」ではなく「オリオンズ」である。

 ということは、残る阪急、近鉄、太平洋クラブ、南海はすべて身売りしたことになる。セに比べて、圧倒的に不人気だったパの球団経営の困難さがしのばれるところだ。

 さて、この年最大のトピックは「赤ヘル旋風」=広島の初優勝だろう。終戦から、原爆投下からちょうど30年後に、広島が優勝。その盛り上がりぶりは、この年からプロ野球を見始めた私も、リアルに記憶している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ブルージェイズ岡本和真がファンから支持されるワケ 日本&カナダの“組織票”で球宴スタメンなるか

  2. 2

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  3. 3

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  4. 4

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  5. 5

    中傷動画より突っ込まれたくない高市事務所の“急所” 疑惑の本丸「サナエトークン」国会での追及本格化

  1. 6

    任侠界も騒然…当局も確認に走った超大物極道トップの死亡説

  2. 7

    異例の人事が“対岸の火事”では済まない3球団…楽天・吉井新監督はシーズン途中の外部招へい

  3. 8

    白石聖は「豊臣兄弟!」代役から7月連ドラヒロインに大抜擢 “ラッキーガール”にかかる期待とリスク

  4. 9

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  5. 10

    大谷翔平が尻を“血だらけ”にしながら今季7勝目「こういうこともある」とコメント