片岡鶴太郎さん 57歳でヨガに出合う「震えるほど感動しました」
アガサ・クリスティの最初の戯曲「ブラック・コーヒー」で名探偵ポアロ役を
舞台は舞台にしかできないことがあるのがいいですね。プロデューサーがいて演出家、美術、共演のみなさんと一緒に手作りで公演を作る。ステージは生だから、映画のワンカットの長回しのようなもの。舞台はその緊張感の中で作り上げていく。映画、ドラマ以上にエネルギー、瞬発力、集中力が必要。それからNGができない。舞台、ライブの緊張感はやはり格別です。
そして長いセリフを覚えるのはボケ防止にもなる。そういう意味で年をとっても楽しいです。
今度、僕がやるのはテレビでもお馴染み、日本のファンも多い、名探偵エルキュール・ポアロです。原作はアガサ・クリスティ。アガサが書いた最初の戯曲でポアロが出てくる唯一の推理劇「ブラック・コーヒー」という作品です(写真)。
ポアロシリーズは何十本もあって、ポアロ役で有名なのはデビッド・スーシェです。僕は大好きなスーシェの演技をファンの一人として見てきた。これまで金田一耕助などの探偵も演じてきたけど、いつかはポアロをやってみたいと思っていたら、こうして舞台で演じることができることになり、とてもうれしいです。
仕事が入るとそれらに集中しますが、終わったらアトリエに入って絵を描きます。朝、起きた時には何を描くかは決めていません。モチーフは季節を感じて描きたいなと思ったもの。日々変わります。年を重ねると季節を愛でる気持ちが深くなりますね。 (聞き手=峯田淳)
●取材前日、当日の朝の生活スケジュール
午後6時:帰宅して就寝。
11時:起床。手、顔、上半身のマッサージを丁寧に。薄い塩分濃度のお湯を飲む。鼻うがい、歯磨き。
午前1時:ヨガ。
5時:シャワー。
5時30分:食事(ポンカン、デコポン、金柑子ミカン、甘夏の柑橘系の4種類を各1個。リンゴ1個。大豆、ひよこ豆、黒豆を塩ゆでして甘酒で和えたもの)。それから和食(玄米と味噌汁、ナスの味噌炒め、ぬか漬け、梅干し)。食後はナッツ、ドライフルーツ、そして白湯。
●舞台「ブラック・コーヒー」(4月8~12日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、同月18~26日、東京・ステラボール)
脚本:アガサ・クリスティ、演出:野坂実、ダブル主演:片岡鶴太郎&鈴木拡樹、新木宏典ほか



















