「笑点」は60周年…バラエティーが芸人たちの主戦場の中、“演芸番組”の復活を望む
漫才ファンを自任する歌手の松山千春も先月のラジオ番組で「おまえら漫才から始まったんだろう。ちゃんと漫才やってくれよ」と非難。「やすきよ」漫才で一世を風靡した横山やすしのような漫才師が出てきて欲しいとも訴えた。
すでにコンビを解散したケースもあり、漫才師としての矜持を持ちタレント活動の合間を縫って舞台で漫才を続けているサンドウィッチマンや、劇場に定期的に出演する吉本の漫才師はいるが、ファンは劇場に足を運ぶしかない現実に「テレビで見たい」と願っているという。
芸人からタレントの流れに抵抗した人もいる。
2019年のM-1優勝のミルクボーイは「これぞ漫才というのを見せてもらった」(松本人志)と審査員から絶賛されたが東京に進出せず、大阪を拠点に漫才師の道を邁進。「ファンを魅了している」という。
上方落語家で活躍する月亭方正はかつて山崎邦正の名でタレント活動していたが、一念発起して大阪に戻り落語家に転身した。タレント活動を嫌い本道の芸を磨き活動している芸人はまだまだいる。
バラエティーも同じような顔ぶれの芸人と似たような番組が多く、すでに飽和状態に近い。逆に笑点は昔ながらの笑いが新鮮に見える。演芸番組復活の時期が来ている。



















