高価な非常食セット購入は悪手…高齢者に必要な災害時への備え
「このパサパサ感が嫌なんだよ」
数年後、非常食をほおばりながら、こんな愚痴をこぼすことだけは絶対に避けたい。
慌てて高価な防災セットを買うと、最終的には「かんぱん地獄」に陥ることになる。貴重な年金で買った挙げ句、最後は食べきれずに処分するのでは本末転倒だ。
11月2日、政府は「防災庁」を創設。大臣が国民に「1週間分の備蓄」を緊急要請した。ネット上では「大地震やサイバーテロの予言じゃないか!」と大騒ぎになっている。
だが、こうしたニュースやデマに煽られ、通販で数万円もする「3年保存非常食セット」などを焦って買い揃えるのは、シニアのマネー防衛術として完全に悪手である。
政府が「1週間」を強調する本当の理由は、大災害時には国や地方の支援がすぐには届かないからだ。
「自分の身は自分で守れ」という自己責任の時代。ならばシニアはどう備えるべきか--不安商法に乗せられず、1円も無駄にしない賢い防衛術は実にシンプルである。
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