衆院定数削減で「統一名簿」導入は玉木・国民民主「与党入り」への“おねだり”
民意切り捨ての衆院定数削減は“ゆ党”の国民民主党が賛成に転んで参院でも過半数を取れることから、今国会で法案成立の公算だ。自民党、日本維新の会、国民民主の3党合意では、自民が折衷案として出した「比例31議席削減」という数字が注目されているが、実は隠れた“キモ”は、国民民主が要望し、自維が受け入れた「統一名簿方式」の導入である。
「統一名簿方式」が可能になると、衆院の比例区で異なる複数の政党が同じ名簿で候補者を擁立できるようになる。現行制度でも、複数の政党間で別の政治団体をつくれば比例名簿の一本化はできるものの、その名簿に登載された候補者は、小選挙区との重複立候補ができないのだ。
小沢一郎前衆院議員が以前、提唱していた、イタリアで政権交代につながった「オリーブの木」が、まさに比例名簿の一本化だったが、小選挙区と比例区の重複立候補ができないことが常にネックだった。
■自民と選挙調整で連立政権入り
「今年2月の衆院選の際、立憲民主党と公明党も比例名簿の一本化を模索したが、重複立候補できないため断念し、『中道改革連合』として新党をつくって1つの党になることを選択した。あの時、重複できる『統一名簿方式』があったら、中道の悲劇はここまでではなかったかもしれません」(政界関係者)


















