90年代の“200分の1”? 女優が嘆く「ヌード相場」の大暴落

公開日: 更新日:

「初めて脱いだギャラもすごい格安で、47万円」――。

 そうテレビで明かし話題なのが平塚千瑛(32)。平塚は映画「私は絶対許さない」の主演やドラマ「相棒」に出演するなど女優業のかたわら、Gカップのナイスボディーで「ミス・ユニバース・ジャパン」セミファイナリストなどに選出。写真集やイメージDVDを出しているグラビアタレントである。その平塚が先日放送のTBS系バラエティー「有田哲平の夢なら醒めないで」でこう語ったのだ。

「(DVDで)食っていけたらいいんですけど、1本7万円で……。何本売れても7万円なんで、プラスアルファが入るわけじゃないんです」

 DVDはセミヌードだったそうだが、写真集でヘアヌードになっても、そのギャラは50万円以下。番組では現在住んでいるマンションの部屋も公開していたが、とてもじゃないが美人女優が住む部屋ではない。

 ヘアヌードといえば、1991年に発売されるや150万部を記録した宮沢りえの「Santa Fe」を筆頭に、あまたの有名女優らが脱ぎまくって90年代前半には一大ブームが巻き起こった。島田陽子の「KirRoyal」、樋口可南子の「water fruit」、菅野美穂の「NUDITY」などなどベストセラーが続々。その背景にあるのは高額ギャラで、ヘアヌード写真集「ENFIN」などのある杉本彩はかつてバラエティーで「時代も良かったし、景気も良かったし、ブームというのもあったから、トータルだと1本は」と語ったことがある。1本とは推定1億円。平塚と比べると、200倍以上の差である。芸能プロ幹部はこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾