太田光が松本人志「文春5億円訴訟」に持論展開も…芸能界ハラスメント調査から見える闇

公開日: 更新日:

「性的関係の強要」(106件、25.4%)、「レイプをされた」(46件、11%)、「性器/自慰行為を見せられた」(31件、7.4%)、「同意なくヌードを撮られた」(9件、2.2%)などの回答が寄せられ、「誰からのハラスメントでしたか」との問いには、「監督・演出家・スタッフ」(246件、59%)、「上司・先輩・マネージャー」(245件、58.8%)、「同僚・後輩・同業者」(160件、38.4%)となっていた。

 松本を巡る文春報道に対し、ネット上では《何を今さら》《なぜすぐに被害を言わなかったのか》などと冷ややかな声も出ているが、同アンケートでは、ハラスメントを「相談しなかった」(51.9%)との回答の方が、「相談した」(48.1%)よりも多く、その理由として「人間関係や仕事に支障が出る恐れ」(162件、63.5%)、「相談しても解決しないと思った」(170件、66.7%)が多数を占めていた。

「不利益を被る恐れ」(122件、47.8%)、「相談したことが他人に漏れる不安」(95件、37.3%)のほか、「被害による精神的ショックから話せる状態になかった」(66件、25.9%)との回答もあり、多くのケースが、すぐに被害を訴えられるような現実にはないことが分かるだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり