糖尿病、脳梗塞、がん…「5大国民病」の10年後を予想する

公開日: 更新日:

心筋梗塞…冠動脈MRA検査が普及

 超高齢化社会の進展と、若者の動脈硬化激増で80万人超(2010年)の患者数はさらに増える。

「治療法は薬で血栓を溶解させる血栓溶解療法、バルーン拡張術、ステント留置術などあるが、発症後即治療しなければ危険なことに変わりはない。早期発見のための検査法が発達するでしょう」(大学病院医師)

 心臓の検査には、心電図、心エコー、冠動脈造影などがあるが、心臓の太い動脈の狭窄やプラークが簡単にわかる冠動脈MRAが普及するという。

がん…患者の遺伝子解析必須に

「これまでの抗がん剤は臓器別に作られ、正常細胞・がん細胞の区別なく攻撃し、患者さんの命を縮めてきました。がんは細胞の設計図である遺伝子の病気。今後は患者さんの遺伝子を解析、問題遺伝子のある細胞のみに抗がん剤を使うことになります」(腫瘍内科医)

■うつ…病状の可視化が進む

 患者から聞いた症状や言動による現在の診断法は客観性に欠けるとの批判がある。

「頭に近赤外線を当てて脳の血流変化を調べる光トポグラフィー検査が先進医療に指定されたが、血液検査、CTやMRI検査などの研究が進み、うつの可視化による診断が可能になるでしょう」(都内の精神科医師)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網