民主岡田代表は2度手術 「網膜剥離」はこんな人がなりやすい

公開日: 更新日:

「網膜剥離には、頭部への強い外傷や眼球打撲などによる『原発性網膜剥離』と、ぶどう膜炎や糖尿病網膜症といった疾患が原因で起こる『非裂孔原性網膜剥離』があります。一般的に網膜剥離というと前者を指すことが多く、外傷以外にも老化や近視によって引き起こされるケースがある。とくに近視が強い人は注意が必要です」

 近視が強い人は、眼球の奥行き(眼軸)が長く延びている。これに網膜が引っ張られて薄くなっているので、ちょっとした眼球の動きや振動などで網膜が裂けやすい。

 また、アトピー性皮膚炎の患者に網膜剥離が多いという報告もある。

「網膜の縁が断裂して網膜剥離を起こすケースが多く見られます。原因はまだはっきりしていませんが、アトピーの患者さんは、かゆさから頻繁に目をこすったり、眼球を叩く傾向があるためという説や、炎症によって網膜の縁が弱っているから剥離が多いのではないかという意見もあります」(清澤院長)

■10人に1、2人は再手術か必要

 自分は網膜剥離を起こしやすいタイプかも……という人は、普段から“前兆”に気を配っておきたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?