“健康効果”ハードル低く 新「機能性表示食品」要注意ポイント

公開日: 更新日:

 4月から新しく「機能性表示食品制度」がスタートした。これまでの「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」に続く第3の食品表示制度で、“健康効果”を謳うことができる食品の範囲が拡大された。惑わされないようにしたい。

「〇〇は△△の健康維持を助ける栄養素です」

 近いうちにスーパーやコンビニは、こんな“健康効果”を謳った食品であふれ返ることになる。

 今回の新制度では、生鮮食品、加工食品、サプリメントなど、ほぼすべての食品が対象になる。「〇〇に効く」「〇〇を治す」などと病気の治療や予防効果については表示できないが、「体のどの部分の健康に役立つのか」「どの成分がどうやって機能するのか」など、健康の維持や増進の範囲なら、科学的根拠となる資料を提出するだけで、国の事前審査がなくても表示できる。しかも、すでに発表されている過去の研究論文を科学的根拠として使うことができるため、ハードルがガクンと下がった。

 消費者庁は、人員を強化して違反表示を取り締まる方針を打ち出しているが、玉石混交の“健康食品”が入り乱れるのは間違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網