偏食はサプリで帳尻合わせ…その道36年の大学教授に聞く

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“若返り生活”ができそうなら問題ない。「今の食生活を変えられそうにない」という人には、和洋女子大学の三浦俊彦教授のような生き方もある。

「18歳からサプリメントを飲み始め、54歳の今は1日八十数種類280錠飲んでいます。睡眠時間も不規則で運動もしませんが、この10年間で寝込んだのは風邪の1日だけ。体調はいいですよ」

“無類のサプリ好き”として有名な三浦教授はかなりの偏食。家での主食はポテトチップスやカップラーメン、レトルトご飯。外では寿司や焼き肉など。大量のサプリで栄養不足の帳尻を合わせている。

「偏食のせいで、年1回の健康診断では“要注意”のオンパレード。サプリを飲んでなければ、とっくに体を壊していたと思います。厚労省は1日約30品目以上の栄養素摂取を推奨していますが、私はそれを上回る100品目以上取っている。健康的だと思いますよ」

 三浦教授に言わせれば、サプリを取らず、好き嫌いの激しい若者の方がよほど不健康。確かに、食べているのに必要な栄養素が足りない「新型栄養失調」が今の日本では蔓延(まんえん)している。複数種類の栄養素を毎日満遍なく取るのではなく、炭水化物など安い食材でお腹を満たしているからだ。

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