健康オタクが脳内出血 親類から“異変”指摘が発覚のきっかけ

公開日: 更新日:

 竹澤さんの家族は、担当医から「定位的脳内出血吸引術」という手術法を説明された。その後、本人は手術室に送られた。

 同手術は、定位脳手術装置に頭部を固定して、局所麻酔をかける。両側のこめかみのあたり(頭蓋骨)に小さな穴を開け、穿刺針を挿入して脳内にあふれている血を抜くという方法だ。

「3時間ぐらいの手術だったでしょうか。私の場合は初期症状の段階で脳内出血に気がつき、すぐ手術をしたことで助かりました。治療が遅れれば、出血によって脳が破壊し、後遺症として半身不随になることもあるそうですね」

 こう言って胸をなで下ろした。

 術後、2週間の入院と言われたが、1週間で退院。今は後遺症もなく、朝早く起きて新聞の株式欄を精読する日常生活に戻っているという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」