便秘・下痢の改善を妨げる日本人の「ねじれ腸」と「落下腸」

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 何をやっても便秘やIBSが改善しない人は、ねじれ腸、落下腸を疑った方がいい。幸いなことにこれらは、自分で対策を講じることができる。

「腸を揺らして、ねじれ腸や落下腸で便が通りにくくなっているところを一時的に良くすればいいのです。基本的には、お腹に両手をあて、上下左右に揺らす。両手は少しずつ動かしながら、お腹全体を揺らす。さらに、恥骨の少し上からおへそ付近まで腸を持ち上げるようにして、揺らす。上半身を左右にひねる方法もいい」

 テニスゴルフのような上半身をひねる運動をしている人は、ねじれ腸や落下腸があっても、腸が頻繁に揺らされているので、便の通過障害が起こりにくい。一方で、運動をやめてしまうと、その“揺らし”がなくなるので、便秘やIBSを起こしやすくなる。

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