保険適用拡大でも喜べず…「禁煙治療薬」はこんなに危険

公開日: 更新日:

 医薬情報研究所「エス・アイ・シー」の医薬情報責任者・堀美智子氏が言う。

「バレニクリンによる副作用は、吐き気や不眠、うつ状態、意識喪失などがあり、服用後に車を運転した人が事故を起こしたケースもあります。服用中は運転を避けることです。また、うつ病や統合失調症など精神疾患を抱えた方は副作用が重くなりやすく要注意です」

 医薬品医療機器総合機構によれば、未遂も含めて自殺も08~12年に28件確認されているという。喫煙の低年齢化が問題だとしても、自殺リスクがあるような薬を精神が未熟な若者が服用したらどうなるのか。しかも、保険適用後の動向を調べた調査では、服用から9カ月後の禁煙成功率は約47%と、決して高くはない。保険適用拡大で、トクするのは製薬会社だけか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道