マッサージの後、揉み返しが起こるのは

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「マッサージ後の揉み返しは、強い圧迫によって筋肉の繊維が切れてしまったことで起こります。揉み返しというのは、ケガをしたのと同じような状態なんです」

 こう教えてくれるのは「痛みの専門院」の坂戸孝志院長。

 筋繊維が損傷すると炎症が起こり、痛みが生じます。同時にカルシウムを内包する袋が破れ、大量に流出したカルシウムが傷ついた部分に付着。これが繰り返されると、筋肉内にカルシウムが蓄積され、石灰化します。そうしてできたカルシウムの塊はなかなか排出されず、筋肉を硬く太くするといいます。

「つまり、揉めば揉むほど筋肉が硬くなってしまうのです。何度マッサージしても凝りが取れないという人は石灰化が進んでいるのかもしれません」

 カルシウムの塊は血流を妨げ、血行不良や体温低下につながるのだとか。健康的なイメージのマッサージですが、一歩間違えると体調不良を招く恐れもあるのです。では、どんなマッサージならいいのでしょう?

「いくら気持ちがよくても、揉み返しが起きるほど強く揉むのは避けてください。欧米ではマッサージといってもなでたりさすったりするだけで、ギュウギュウ揉むことはありません」

 もし揉み返しが起きたら、しばらくマッサージをしないこと。どうしてもしたければ、組織が回復してから、よりソフトなマッサージ法を選びましょう!

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