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永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

独身者の保健医療費は既婚者の3~5割増し

公開日: 更新日:
写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 独身者は、がん、心臓病、脳卒中などの病気で50代・60代で亡くなるリスクが、既婚者と比べて2~5倍以上もあります。また高血圧や糖尿病の死亡リスクは、10倍前後にも達します。そのため、保健医療分野への支出もかなり多めです。

 働き盛り(35~59歳)の男性独身者で、年間約6… 

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【連載】家計簿を見れば病気がわかる

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