重大病発症の要因にも…「冬の便秘」放置はこんなに危険

公開日: 更新日:

 米国で行われた閉経後の女性7万人を対象にした研究でも、便秘の重症度が上がれば上がるほど、心血管イベントが増えるという報告がある。たかが便秘と思って放置していると、取り返しのつかないことになりかねないのだ。

 東邦大学医療センター佐倉病院循環器科の東丸貴信教授はこう言う。

「高齢になると、動脈硬化、高血圧糖尿病といった心血管イベントのリスク因子をいくつも持っているケースが多くなります。そうした人が便秘に苦しみ、何とか排便しようとトイレで強くいきむと、血圧が急上昇して血管や心臓に大きな負担がかかり、脳卒中心筋梗塞を招きやすくなってしまうのです」

 トイレで軽くいきむと、最大血圧が60~70mmHg以上アップするといわれている。強くいきめばそれだけ血圧もアップするから、リスクはさらに上昇する。

■卵黄や牛肉で腸内バランスを整える

 また、とりわけ冬は要注意。普段過ごしている部屋の室温に比べ、トイレの気温が低い場合が多いため、トイレに行っただけでも血圧は急上昇する。そうした「ヒートショック」に便秘によるいきみが加われば、危険はハネ上がる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網