街から薬局が消え、パート薬剤師の失業が増える!?

公開日: 更新日:

 そのため薬剤師認定制度認証機構の研修受講なども必須となるはずです。

 むろん、「かかりつけ薬剤師」のいる薬局はそれにふさわしい環境を整えておかなければなりません。すなわち、その患者さんが必要とするすべての薬をそろえる必要があります。また、24時間患者に対応できるよう、「かかりつけ薬剤師」が対応できないときにサポートしてくれる別の薬剤師が不可欠となります。

 こう考えると、新設される「かかりつけ薬剤師指導料」を得るには、パート薬剤師が多い個人経営の街の調剤薬局にはかなりハードルが高くなるということです。

 ならば、「かかりつけ薬剤師」など持たなくてもいいや、という薬局も出てきそうですが、そうもいきません。今回の診療報酬改定では、全体の処方箋受け付けが4万枚を超える大型調剤薬局グループで、特定の病院からの処方箋枚数が95%を超えた「門前薬局」などには、これまでより低い「調剤基本料」が設定されることになります。いずれ、このルールは小さな薬局にも適用されるでしょう。

 現在、全国には5万7000もの薬局がありますが、その7割近くは「門前薬局」。今後はその数が減ることは確実です。

【連載】当事者たちが明かす「医療のウラ側」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網