歌手・米良美一さん(44)くも膜下出血

公開日: 更新日:

■後遺症の水頭症で2度目の手術

 1度目の手術は知らないうちに済んでいたのですが、くも膜下出血の後遺症のひとつである水頭症になってしまい、結果的に2度の手術をしました。水頭症は、髄液の流れが停滞して脳にたまる病気で、くも膜下出血の術後によくあるそうです。しばらくは管を通して頭から外へ髄液を排出していました。しかし、意識がはっきりしない状態が2週間ぐらい続き、このまま様子を見るか、手術かの二者択一を迫られる状況になりました。手術を決断したのは僕の母です。

 手術は、髄液を正常に体の中へ流す“シャント”と呼ばれる2~3センチの機械を頭に入れるというものでした。頭の中に機械だなんて、サイボーグみたいでしょう?

 でも、その手術は頭に開けた小さな穴から手探りで行うものらしく、医師の勘だけが頼りと聞かされ、僕も僕の周囲の人たちも難しい選択を迫られました。

 手術を決断した母は、たとえ大きなリスクを伴う手術であっても、僕が元気になることを信じて先生の手術に懸けたのです。あれは“母の野性の勘”のなせる業(笑い)としかいいようがありません。医師から説明を受けた時、「やってください!」って即答していました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 2

    黒川紀章設計「戦没者慰霊塔」も丹下健三設計「香川県立体育館」も解体…財政難で維持できなくなった名建築

  3. 3

    石原プロ「炊き出しの流儀」 被災地一番乗りがエラいわけではない

  4. 4

    支持率急落の高市政権がV字回復画策 内閣改造でクビ切り不可避な“ポンコツ”5大臣の名前

  5. 5

    「VIVANT」1強ムードの陰で…蒼井優「Tシャツが乾くまで」が呼び覚ます"連ドラ本来の快感"

  1. 6

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  2. 7

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  3. 8

    有名アナウンサーの現地取材や、報道ヘリコプターによる空撮に賛否がありますが、震災中継のあり方をどう思いますか?

  4. 9

    毒ヘビに噛まれた妻を救った夫の機転が米国で話題

  5. 10

    「愛子天皇」潰しは賛成で、消費税減税はなぜ反対? 玉木国民民主の「公約違反」がネットで袋叩き