世界ではいまも年間5万5000人が「狂犬病」で死亡している

公開日: 更新日:

 では、どうしたらいいのか?海外に行くときは狂犬病の予防接種を受けるのは当然として、もし海外で噛まれたら、すぐに現地の医療機関に行って狂犬病のワクチンを接種してもらうことです。「噛まれた後では効果がないのではないか」と思うかもしれませんが、そうではありません。できたら、噛まれたらどこに駆け込むのかも考えておいた方が良いのです。

 日本人の狂犬病への無防備さは外国人から見たら異常です。以前、旅行会社の添乗員の方から聞いた話ですが、日本人観光客がホテルの従業員とおしゃべりしていて「そういえば、先ほど犬に手を噛まれちゃって、驚いたわ」と話したところ、ホテルの従業員が「すぐに病院に行きなさい。大変なことになる」と大騒ぎになったというのです。こと狂犬病について日本人は“異常”なのです。

 まずは、海外に行ったら不用意に動物に触らない。これを徹底してください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃