100人規模の会社なら5人が患者 「大人のADHD」の症状とは

公開日: 更新日:

「大人のADHD」が少しずつ知られてきているが、それでもまだまだ浸透していない。国内でも珍しい専門外来を担当する昭和大付属烏山病院・岩波明院長に聞いた。

 ADHD(注意欠陥多動性障害)は発達障害の一種で、「注意の障害(不注意)」と「多動傾向」を主な症状とする。

 その具体的な症状として、不注意では「集中できない」「ケアレスミスが多い」「物の紛失、忘れ物が多い」「片付けが苦手」「約束を守れない」。多動傾向では「落ち着きがない」「一方的に話す」「激高したり、イライラしやすい」「衝動買いをよくする。金銭の計算が苦手」などがある。

 長く「子供の病気」と認識されてきたADHDだが、最近は「大人の病気」でもあり、むしろ子供の場合よりも深刻であることが分かってきた。

「ADHDは突然、発症するのではなく、子供の頃から症状が見られます。ただ、周囲のサポートなどでなんとか不適応を起こさずやってこられる人もいる。しかし、成人以降に社会との不適応が際立つようになるのです」

 患者数は成人の3~5%で、うつ病と同等かそれ以上。100人規模の会社なら3~5人はいる計算なので、想像以上に身近な病気だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に