企業も導入 仕事の生産性上げる「血糖値」の知識と食事法

公開日: 更新日:

 糖尿病の人の話ではない。あくまでもサラリーマンが対象だ。外資系企業は、社員の生産性を高いレベルでキープするために血糖値に注目しているという。雑誌「プレジデント」によれば、グーグルやP&Gなどは血糖値を軸にした健康管理を導入することで、なんと、生産性の改善も狙っているそうだ。

 日本のグーグル社員は「私はそういうレクチャーを受けたことはないけど、米国の話なら聞いたことがある」とした上でこう言った。

「いっぱい食べて血糖値が急上昇すると、その反動も大きくて眠くなり、仕事のパフォーマンスが悪くなります。つまり、血糖値の乱高下は仕事のパフォーマンスの良しあしに密接に結びついているということ。そんな体の反応に即して、米国の社員は血糖値がなるべく一定になるように、食事の間隔を3~4時間にして少量を分けて食べるのが理想みたい」

■血糖値が変動しにくい食べ方

 なるほど、血糖値の上昇局面は仕事のヤル気が出るが、下降局面では意欲が低下したり、イライラしたり。確かに合理的だが、具体的にどうやるのか。日本糖尿病学会評議員で、「加藤内科クリニック」院長の加藤光敏氏が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった