“ぼんやり不調”こそ漢方薬を 西洋医学と何がどう違うのか

公開日: 更新日:

 なんとなく体調が悪い。そんな時こそ漢方だ。

「こんな症状に悩まされていませんか?」と問いかけるのは、聖路加国際病院リウマチ膠原病センター副医長で、日本東洋医学会漢方専門医の津田篤太郎医師。「疲れやすい、気力がない」「風邪をひきやすい」「夜眠れない、しょっちゅうトイレに起きる」「頭が重い」「喉や胸が詰まったような感じがする」「髪の毛が抜けやすい」「手足が冷える」といった症状だ。

 こういった「ぼんやりした症状」で、しかも検査数値に異常がないケースは西洋医学では対処が難しい。結果、「どこも悪いところはありません」「それは気のせい/年のせい」「更年期障害ですね」「自律神経失調症ですね」といった対応をされがちだ。不調は依然、解消されないまま。読者にも経験があるのではないか?

「一方、漢方医学では検査数値の正常・異常ではなく、全体のバランスで診ます。なんらかの不調があれば、バランスが崩れていると診て、対策を講じます」

■半年以上続いたつらさが3週間で消えた

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景