命を脅かすことも…間違いだらけの「心不全治療」

公開日: 更新日:

 たとえば、PCPSは地方では実施例が極端に少ない。強心薬を慢性的に投与されている患者もいる。1年間に2回以上心不全の入院を繰り返していても「このままでは命の危険がある」と医師がしっかり説明していないうえ、補助人工心臓を扱う病院がまだまだ少ない事情もあり、患者や家族は「では、様子を見ます」となってしまう。

「1年に2回以上の入院患者の場合、強心薬の治療だけでは1年間で半分ほど亡くなっています。一方、補助人工心臓で8割が生存している。この差は非常に大きい」

 正しい知識こそが、自分の身を守る。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状