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永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

急性心筋梗塞 京都市「南区」は全国平均の3倍近いリスク

公開日: 更新日:

 大阪府では松原市など、大阪市と堺市に挟まれたエリアのリスクが高めになっています。また泉南市、阪南市など府南部の市が高い数字を示しています。

 兵庫県では神戸市が比較的低い数字(市全体で95.2)を示していますが、姫路市と、その西に隣接するたつの市、北に隣接する宍粟市のリスクが高くなっています。

 急性心筋梗塞は一刻を争う病気です。救急搬送時間がカギを握ります。心臓に強い病院が近くにあれば、それだけ救命率も高まるはず。実際、大阪市や京都市には、大学病院をはじめ、高度な医療を提供できる大病院がひしめいています。逆に大阪府南部や姫路市近辺には、これといって有力な病院が見当たりません。急性心筋梗塞に関しては、大都市の中に暮らしているほうが、助かる率が高いと言えそうです。

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