原千晶さん「後悔」 子宮頚がん・子宮体がん闘病を全激白

公開日: 更新日:

 ところが、手術から3週間後、病理検査で分かったのは、切除した部分ががんだったということ。しかも、「あまりいいタイプじゃないので再発を防ぐために子宮を全部取った方がいい」とのことでした。

 北海道の母と一緒にその言葉を聞いた時、その場で号泣しました。あまりのショックで医師の話はまったく耳に入らず、ただ母がギュッと強く握ってくれた右手の感触しか記憶にありません。

 医師から「1週間考えてください」と言われたものの、子供が産めなくなるなんてとても受け入れられない。でも、厳格な父が「孫の顔はどうでもいい。おまえが生きてくれれば……」と声を震わせたのです。生まれて初めて見た父の涙に心打たれて、やっと手術の同意書にサインできました。

 ただ、ここからが私の過ちの始まりです。1カ月の準備期間中に「本当に子宮を取っていいのか」という思いと、「やっぱり命が大事」という思いのはざまでまた迷い、その結果、手術前日にキャンセルしてしまったのです。「1人だけでも産みたい」という思いから、「子宮を残しても大丈夫かも」というばかげた賭けに出たんです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  2. 2

    「マイル修行僧」がはびこる離島への“ピストン旅”にどれだけの品位があるというのか?

  3. 3

    「悪口は聞きたくない」はどこへ? 落選の野党前職を執拗に“口撃”…高市批判はNGで野党批判はスルーの思考停止

  4. 4

    【ヤクルト】故障ラッシュで離脱13名、池山監督も球団も「若手を育てるしかない」と覚悟を決めた

  5. 5

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  1. 6

    “言い訳番長”高市首相の呆れた支離滅裂ぶり 1000万円カタログギフト配布で「政党支部の認識」を都合よく使い分け

  2. 7

    フィギュアりくりゅうペアらに新たな試練 ロシア製“鉄の女”が目論む2030年仏アルプス五輪の大逆襲

  3. 8

    日本ハム新庄監督はガマンできるのか…岡田彰布氏が即却下した“有原航平フル稼働プラン”

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    高市首相が強める日銀への“圧力” 狙いはやっぱり「インフレ増税」にあり