3年前に脳出血 ビリー・バンバン菅原孝「毎日がリハビリ」

公開日: 更新日:

■「何度も何度もジョギングしてシャワーを浴びる夢を見る」

 振り返ってみると、当時はとにかく忙しかった。もともと子供の頃から時間が空いていることが嫌いで、仕事がなくてもゆっくりすることはありませんでした。脳出血が起こったときも、とても疲れていたんです。

 2カ月入院して、入院中は1日に4回程度のリハビリを行いました。左半身の麻痺した筋肉はもう元には戻らないとのことですが、奇跡を信じていまもリハビリを続けています。

 不思議なもので、病気して以来、何度も何度もジョギングしてシャワーを浴びる夢を見るんです。実際には、ジョギングすることもシャワーを浴びることもできなくなってしまった。ジョギングしている人を見れば羨ましいと思うし、シャワーも介助なしでは浴びることができません。落胆するよね。

 それでも、主治医は「右半分が残っていて良かったですよ」と言ってくれました。たしかにそうだなと思います。もっとひどい状態の方もいらっしゃるし、発作が起きた瞬間に命をなくされる方もいらっしゃるんですから……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    概算金が前年比で3~7割高の見通しなのに…収入増のコメ生産者が喜べない事情

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」

  1. 6

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円? DeNA戦で市場価値上げる“34戦18号”

  2. 7

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に