【続・変形性膝関節症】医師の「人生10年儲かる」で手術決断

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「膝関節の手術は怖いというイメージがありましたが、それ以上に歩けなくなって周囲に迷惑をかけるのが嫌でした。知人の勧めで、せめて病院の診察だけでも受けてみようと思いました」

 MRIなど精密検査を受けた後、担当医師である斎藤准教授の一言に、手術への背中を押される。

「高橋さん、手術をすると、人生、10年は儲かりますよ。安心して私に任せてください」

 両膝同時の手術で、要した時間は約4時間。術後、24時間集中治療室に入り、その翌日には一般病棟に移され、ベッドに寝たまま器械で膝を伸び縮めさせるリハビリがスタートした。

 2月初めに退院するまでの約1カ月、歩行運動などの厳しいリハビリが続いた。退院間際、看護師が身長を測定してくれた。入院前は155センチだったが、「身長が学生時代の160センチに戻っていました」。

 足の長さが元に戻っていたのだ。高橋さんのほほに涙が伝わった。

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