4Kモニターで声帯病変を“見える化” プロ専門のクリニック

公開日: 更新日:

「当院の特色は、声帯のどんな小さい病変にもこだわること。他院で『こんな小さい病変が歌に影響するわけがない』と言われ、行き場をなくして困っている患者さんは多い。症状の原因となる病変が声帯にない場合も、発声に関わるその他の要素を徹底的にチェックします」

■本番3日前受診でも集中治療なら

 こうした詳細な診療ができるのは、設備面にも特色があるからだ。声帯の振動は毎秒100回以上の高速な動きをするため、診察ではストロボスコープという機器を用いてスローモーション化して観察する。従来の2Kモニターでは微小病変の診察には限界があったが、同院では4Kモニターを導入。解像度がまったく違って立体的な観察ができるので、普通なら見逃されてしまうような微細な病変でも的確に“見える化”できるという。

「声の検査やリハビリテーションでは、実際に歌唱をしていただいて症状や声の状態を把握する必要があります。当院では天井高が3・1メートルある完全防音の発声室を備えているので、実際の現場に近い空間で声が出せます。あらゆるジャンルに対応できる音響設備も備えています。場所がTBS(TV局)に近いので、ここで直前にリハビリをして本番に出演する歌手の方もいます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  2. 2

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  4. 4

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    ドジャースは大谷翔平のお陰でリリーフ投手がチーム最多勝になる可能性もある

  4. 9

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 10

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?