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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

インフルエンザワクチンは毎年接種するべきなの?

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 インフルエンザの予防には、うがいや手洗いなどが挙げられますが、やはりインフルエンザワクチンの接種は欠かせません。ただ、インフルエンザウイルスは流行する遺伝子の型がシーズンごとに異なるために、ワクチンも毎年度の接種が推奨されています。

 また、ワクチンによって獲得された免疫の効果が長期間持続しないこともシーズンごとに接種する理由のひとつです。

 シーズンごとのインフルエンザワクチン接種は、インフルエンザ重症化の予防にどれだけ効果があるのかを検討した論文が、「カナダ内科学誌」(電子版)に2018年1月8日付で掲載されました。

 この研究では、スペインの病院20施設に入院した65歳以上の高齢者が対象となりました。

 インフルエンザで入院した患者598人、インフルエンザの重症化により集中治療室で治療を受けたか、あるいは死亡してしまった患者130人、インフルエンザ以外の原因で入院した患者1826人を比較して、インフルエンザワクチンの接種状況とその効果を解析しています。

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