著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

足立区vs港区 短命層の仕事と生活習慣はどう違うのか

公開日: 更新日:

 港区は単身者が多いのですが、大企業のホワイトカラーに勤めている人が多いため、会社で充実した健診や人間ドックを受けているはずです。また異業種交流会やスポーツジムなどに参加している人も多いでしょう。社会とのつながりは健康維持に大切です。

 足立区は相対的に単身者が少ないのですが、仕事のストレスを解消するために、夕方からひとりで飲み始める人が大勢います。そのための安い居酒屋も充実しています。喫煙率も高めです。

 あるIT企業が2015年に行った調査によれば、港区や渋谷区の飲食店禁煙率は20%前後、対する足立区や葛飾区は8%前後でした。

 平均所得が低いのは、中小企業などに勤めている人が多いことを意味します。職場健診の内容は、大企業と比べるとかなり見劣りするはずです。

 また自分の健康に関心が薄ければ、健診で「異常」と言われても、あまり気にしないでしょう。

 以上が足立区の現役世代の平均余命が低い理由と考えられるのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網