著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

身長が高いと脳卒中による死亡リスクが17%低い

公開日: 更新日:

 成人における身長の高さは、遺伝的要因や栄養状態などを含めた環境的要因によって決まるといわれています。身長の高さと健康との関連について、これまでに複数の研究が報告されているようですが、日本人を対象とした研究は限定的でした。

 そんな中、「プロス・ワン」という科学・医学分野のオープンアクセスジャーナルに、日本人を対象に身長と死亡リスクの関連を検討した研究論文が2018年5月14日付で掲載されました。

 この研究では、40~69歳の日本人10万7794人(うち男性5万755人)が解析の対象となっています。身長の高さに応じて、男性では、160センチ未満、160~163センチ、164~167センチ、168センチ以上、女性では149センチ未満、149~151センチ、152~155センチ、156センチ以上の4つの集団に分類し、死亡リスクが比較検討されました。なお、結果に影響を与えうる、「体格指数(BMI)」や「喫煙・飲酒状況」などの因子で統計的に補正して解析しています。

 男性では、平均19.1年、追跡した結果、身長160センチ未満と比べて168センチ以上で、脳卒中による死亡リスクが17%、統計的にも有意に減少しました。しかし、がんによる死亡リスクは17%、統計学的にも有意に増加しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に