<1>目に見えて効果が上がるのは「高血圧」?

公開日: 更新日:

 人生には歌がある――。テレビ番組のタイトルではないが、歌といえばカラオケである。

 近年、カラオケ装置を設ける老人ホームが相次ぎ、入居者たちが余暇時間を楽しむという生活が、随分と増えてきた。

 規則に縛られた集団生活者の息抜き、または、ストレス解消にも効果があるというカラオケを、早くから医療現場に導入している病院がある。

 埼玉県越谷市にある「南越谷健身会クリニック」(周東寛院長)だ。病院の3階に「健康ひろばメディカルヘルス倶楽部」を設け、週に4回カラオケ教室を開いている。

 カラオケ専門店も顔負けの高性能スピーカーを導入し、参加者は外来や近隣住民の中高年男女たち。

 歌の指導者は、自らも歌好きという周東寛院長である。

「私は医師になった年、歌の大会に参加して優勝したほどの歌の実力者(笑い)。作詞、作曲もやりますし、今のようにカラオケがポピュラーではなかった40年も前から歌と健康に注目し、医学的分野から研究を続けてきました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動