著者のコラム一覧
笹川伸雄

ジャーナリスト。1946年、宮城県生まれ。医、食、健康のジャンルを得意とし、著書に「妙薬探訪」(徳間文庫)など

食道がん宣告から3カ月 治療なしでも体力気力に衰えなし

公開日: 更新日:

②根治的な治療としては、手術か放射線、あるいはその組み合わせ。

③手術の場合、食道と喉を取るので、当然ながら声を失う。食道を取り、その代わりを腸にさせるため、腸を引っ張り上げる。大変大がかりな手術で、それに耐える体力が必要になる。

④手術の代わりに放射線治療を選択した場合、放射線を1日2時間、2カ月間毎日照射。抗がん剤も併用する。

 そして医師は、このように続けた。

「放射線治療は喉を切らなくて済むメリットはある。しかし、粘膜炎がひどくなったり、唾液が出にくくなったり、味覚がおかしくなる副作用が出る。切らないとはいえ、かなり強い治療になる。しっかりした強い意志をもってやらないと、大変なことになる」

 大変なこととは亡くなるということだ。

【連載】ステージⅣがん治療を断るとどうなる

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