生まれつきの能力で決まる? 下戸でも鍛えれば強くなるの

公開日: 更新日:

【Q】お酒が苦手です。営業部の先輩は「営業にお酒は不可欠。下戸でも鍛えればお酒は強くなる。とにかく飲め」と言います。本当でしょうか?

【A】半分、本当です。下戸とは、飲むとすぐ顔が赤くなったり、気持ちが悪くなったりして、お酒を受け付けない人のことを言います。

 こういう人がお酒を受け付けない理由は、アルコールを無害化する能力が乏しいからです。アルコールから分解されてできたアセトアルデヒドは毒性があり、その血管拡張作用により、顔が赤くなったり、血管が膨張することで、それを取り巻く神経を圧迫したりして頭痛を引き起こしたりします。

 しかし、しばらくすると2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)により酢酸に分解され、無害な酢酸になります。このALDH2の能力は遺伝子により生まれつき決まっています。人の努力で何とかなるものではありません。

 しかし、アルコールを肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解させる仕組みは、1つだけではありません。3つの代謝経路が関わっています。一つはアルコール脱水素酵素、もう一つはカタラーゼ系、最後にミクロソームエタノール酸化系(MEOS)です。この中で、アルコールの代謝能力が最も高いのがアルコール脱水素酵素です。しかし、この酵素はいくらアルコールを飲んでも鍛えることはできません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ