女性不妊の新治療 月経血の幹細胞を使う子宮内膜再生増殖法

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 原院長がERPの研究を始めたのは、3年前に海外発表された月経血幹細胞移植の文献に出合ったのがきっかけ。約20人のボランティアに参加してもらい1年かけて、月経血の採取量や培養期間などの基礎研究を行った。

 そして、昨年秋から臨床研究を実施したところ、子宮内膜の再生が認められいい感触を得たことから、今回の臨床研究の参加者募集を開始したという。

 今後、半年くらいで30人ほどの患者に実施できれば、ある程度の成績が分かってくるという。ただし、臨床研究でも治療費は実費になる。1回の月経血採取で3回分の上清液が生成でき28万円(税抜き)。子宮注入の費用は1回4万5000円(同)。それに通常の体外受精や受精卵の凍結などの費用が、別途必要になる。

 不妊治療の新たな切り札となるか。臨床結果の動向に注目したい。

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