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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

大腸はベーコン3枚で2割増 がんリスクは生活習慣で上がる

公開日: 更新日:

 あの笑顔に勇気づけられる方もいるでしょう。タレントの堀ちえみさん(52)のことです。

 今年2月に舌がんで手術を受けたのに続き、先月には食道がんが判明。取り除いた細胞を病理検査したところ、GW中の2日には「結果はステージ0。追加の治療も外科手術も必要ない」とブログにつづっています。

 その後は、親子丼を作って家族で食べたり、リハビリを受けてから風呂釜の掃除をしたり。病気にめげることなく、前向きに生活されている様子が見て取れます。その調子でぜひがんを克服してほしい。心底、そう思います。

 さて、今回はがんと生活習慣の関係について。食道がんは、飲酒と喫煙に加えて、熱い飲食物がよくありません。イランで5万人を追跡したところ、1日に60度以上の「とても熱い茶」を飲む人は、「冷たい・ぬるい茶」を飲む人に比べて食道がんを発症するリスクが2・4倍高いことが明らかに。

 国立がん研究センターの調査でも、熱い飲食物が食道がんリスクを上げることは「ほぼ確実」。国際がん研究機関は3年前、熱い飲食物を発がん物質に分類しています。大腸がんについては、加工肉です。

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