気温上昇でリスク増加 痛風の"真犯人"脱水を呼び込む生活

公開日: 更新日:

 いつもは水筒にお茶を入れて合間、合間に飲んでいたが、その日は忘れてしまった。前の晩の痛飲がたたって、朝食抜きだったから、酒を飲んでから水分摂取がないまま、炎天下を汗をかきながら歩き続けて脱水を重ねたのだ。

 その苦い経験で、いろいろ調べてビールより紹興酒がプリン体が多く、痛風によくないことを学んだが、紹興酒は多くの痛風予備群にとって盲点だろう。そこにちょっとした脱水要因が重なると危ない。水筒を忘れた記者は、コンビニを探したが、その日はあいにく取材の途中にコンビニがなくて……。

 会議や接客が重なったり、飲み物を買いたくても店がなかったりするなど、いろいろな事情で水分摂取ができなくなることは往々にしてある。ちょっとした水分摂取のロスと飲酒や発汗の脱水がダブルパンチとなって、痛風を呼び寄せる。

「逆にいうと、尿酸値が少々高くても、脱水せずに高値安定なら、痛風にはなりにくい」

 こまめな水分摂取。痛風予防は、とにかくそれが途切れないようにすることに尽きる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ