著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

ストレスが溜まらないよう気楽にアンチエイジングを楽しむ

公開日: 更新日:

 あとは不必要に尿酸値を下げないこと。血液中の尿酸は、最強の抗酸化物質だということを思い出してください。

 日本では尿酸値の基準は、男女とも7・0㎎/デシリットルまでです。しかしアメリカやヨーロッパの国々では、8・0までは正常とされているようです。だから、健診結果が若干高めだったとしても、あまり神経質になることはありません。医者と相談してみてください。

 正常範囲に収まっている人なら、プリン体の多い食材をあえて避けたりする必要はありません。「尿酸の補給のため」と思っていれば気が楽です。

 要するに、週に1~2回、居酒屋でも家でも構いませんが、ピーナツなどのナッツ類や魚介類、オリーブ、チョコレートなどをつまみに赤ワインやハイボールを飲んで、心と体を癒やせばいいわけです。あとはコメやパンを食べ過ぎないとか。

 それでは今とほとんど変わらない!? でも、いいじゃないですか。力こぶを入れてやったら、かえってストレスがたまってしまいます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」