虫刺され徹底対策 「虫よけスプレー」の正しい使い方とは

公開日: 更新日:

■「濃度が高い=効果が高い」は間違い

 絶対にやるべきは、虫に刺されない対策。肌の露出を極力控えるだけでは不十分。長ズボンと靴下の間のわずかな隙間を刺されることもあるし、ズボンの下から入ってくることもある。

「薄い衣類はその上から刺される可能性も。100%防止は無理。虫よけスプレーを使用すべき」(園田院長=以下同)

 虫よけスプレーは市販品のみ。日本で売られているのは、ディートとイカリジンという2つの成分のもので、ディートは最も高濃度のもので30%、イカリジンは15%。

「濃度は持続時間に関係していて、効果の高さとは関係ありません。高濃度のものでも、汗をかいたり衣服で擦れたりすると、商品の説明書に書かれている持続時間が期待できないこともあります。頻繁にスプレーをした方がいいでしょう」

 イカリジンは子どもOKだが、ディートは濃度で制限がある。30%は12歳以上が使え、12%は6カ月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日3回。ディートとイカリジンでは守備範囲の虫も異なる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった