著者のコラム一覧
武神健之日本ストレスチェック協会代表理事

東京大学医学部大学院卒。一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。年間1000件の健康相談、ストレス・メンタルヘルス相談を行う。著書に「職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書 上司のための『みる・きく・はなす』技術」(きずな出版)などがある。

1万人の面談でわかった ストレスに悩まない人の7つの習慣

公開日: 更新日:

 産業医として約1万人と面談してきて分かってきたのは、不安やストレスに悩まない人は7つの習慣を身に付けていること。

 1つ目の習慣は「好きなことをする」だ。

テニスをしているときに、ボールを追いかけながら仕事のことは考えにくい。バイクを運転中のときなども同様、仕事のストレスから解放されるときだと思います。このように趣味や娯楽など好きなことをやっているときは嫌になることや負担になることがあっても、それを忘れることができます。そして、心も体もリラックスできるのです」

 2つ目は「構える」。

「人は想定外のことが起こったときにダメージを受けます。なので、想定外のことに対して構えること。最悪のシナリオを想定することがショックを和らげることにつながります。例えば『急に病気になったら?』『突然、会社が倒産したら』など最悪のケースを想定する。これに構えておくとイザというときに必要以上にインパクトを受けません。仕事、人間関係、お金、健康、住居など想定外を考えてみるといいでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋