【足】足裏にタコやウオノメが…それは膝・腰痛のシグナル

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 体の全体重を支えている足裏。タコやウオノメができるようなら、足裏に加わる荷重がうまく分散されていないと思った方がいい。それは足の環境や動きが悪く、他の関節にも過度の負荷がかかる証しであり、膝痛、腰痛、股関節痛などの不調を起こしやすいシグナルでもある。

 タコやウオノメは、なぜできるのか。フットケアに詳しい「埼玉県済生会川口総合病院・皮膚科」(川口市)の高山かおる主任部長が言う。

「皮膚は特定の場所に圧迫などの刺激が常に加わっていると、その刺激から守ろうとして表皮の一番外側にある角質層が増殖して厚く、硬くなります。タコやウオノメができるのは、その部分に荷重が集中しているからです。原因は、靴が合ってない、靴の履き方が悪い、足の関節変形があったり、ガニ股や歩き方が悪かったりとさまざまです」

 タコは黄色みを帯びて厚く硬くなって盛り上がり、歩いても痛みは少ない。一方、ウオノメは中心に魚の目のような硬い芯ができて、歩くと激しい痛みを伴う。この違いは足裏のできる場所が関係している。

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