【目】急増中スマホ老眼を予防 10分に1度は遠くを見るべし

公開日: 更新日:

 誰もが経験する目の疲れ。「疲れ目」であれば一時的なものなので、休息したり、睡眠をとれば自然と回復する。しかし、疲れ目が起こりやすい状態を放置していると、いつの間にか「眼精疲労」へと悪化させてしまう。

 眼精疲労になると、目の疲れや痛みが強く、休息しても改善しない。目の症状だけでなく、肩凝り、頭痛、吐き気、倦怠感、自律神経失調症などの全身症状を伴うのが特徴だ。

 近年、急激に疲れ目を加速させているのは、スマートフォン(以下スマホ)の普及だ。「梶田眼科」(東京都港区)の梶田雅義院長が言う。

「いま、眼科関連の学会で話題になっているのは、スマホを長時間操作することで起こる眼位異常です。若者を中心に『急性内斜視』の患者さんが増えています。主な症状は遠くを見ると物が二重に見える『複視』です。もともと眼位が内斜位や外斜位の傾向がある人に起こりやすい」

「眼位」とは、黒目の位置のこと。正常の眼位は、両方の目が真っすぐ前を向いていて、片方の目を何かで覆っても、黒目の位置は動かない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」